マスロック・ポストロックが好き。

自分の好きなバンドについて自由に書いていくブログです。

4/28(土)のTTNGのライブを見にいきました。

 タイトルの通り、TTNGの来日(w/Cinema Staff,Mylets)にいってきたので感想を書こうと思います。

 

 今回の来日は去年の夏辺りに出たTTNGの3枚目のアルバム「Dissapointment Island」を引っさげてのツアー、といえばその通りなのですが、今年の確か1月辺りにもTTNGはLITEとか筆今回のツアーにも同行しているMyletsとかと一緒に来日してるんで、実際はそこまで久しぶりの来日ではないです。まぁ、それでもやっぱり来日してくれて、生で聞けるというのはありがたいし、嬉しいんですけどね。

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出番はCinema Staff→Mylets→TTNGの順でした。(そういえばこのメンツ、全員StiffSlackに置いてあったな・・・)正直に言ってしまうと、TTNG以外はそこまで聞き込んでいるというわけではないので、余り曲名はわかりません。Cinema StaffはMV付きの曲はよく見てますが、CDを買うまでは至らず。Myletsはチラッと聞いた限りで、小屋みたいなところでアコギをタッピングしまくっている動画と、ちょくちょくTTNGの曲でベース弾いてるところぐらいしか知りませんでした。

 

 一番手のCinema Staff。曲名を知らないものが多いので、印象に残ったとこだけ書いていきます。

 ・辻さんがTTNGのTシャツ着てた。

 

 ・「小さな食卓」をやった。知っていて好きな曲だったので聞けてよかった

 

 ・途中のMCでTTNGとの7年前に競演した話をしてた。その中での忘れられない一言

 →「伝説の失踪バンドthe cabs・・・そういえばplentyが解散するって。ごめんなさい脱線しました。

 

 ・最後にやってた2曲はバンドが説明してたのでわかった。1曲目(つまり最後から2番目の曲)は新しく出るアルバム「熱源」からの曲、とのこと。個人的には「あれ、この前eveだしたばっかじゃね?」・・・・時間が経つのは凄まじく早いですね。余り知らないながらもCinema Staffは多作&ハイペースのイメージ。2曲目(つまり最後の曲。わかりづらいですね。ごめんなさい)は「海について」。どっかでこの曲名を見かけたときに「いいタイトルだな~」と思っていたので聞けてよかったです。この曲をやる前にMCで「TTNGがいなかったら、生まれなかった曲です」と言ってました。

 

 ・・・なんていうか、いいですよね、こういうリスペクトしあえる関係。筆者には、事前に聞いたMCのせいか結構TTNG的に聞こえました。といつつもやはりCinema Staffそのもの特色・良さも根底にあるわけで。こういう影響を受けてきたバンドがメジャーでやっていてるっていうのはものすごい事だし、音楽的に明るいことなんじゃないかなぁ、と書きつつ思っています。曲の話から段々逸れてきましたね。

 

 とりあえず、今度「海について」が入ってるアルバムを聴こうと思います。

 

2番手、Mylets。最初に謝らせてもらいます。ずっと「ミレッツ」だと思ってました。周りのお客さんとかMCで「マイレッツが・・・」とか言っててそこで初めて気がつきました。あと筆者は昔tricotをずっと「トリコット」だと思ってました。

 

だってさ、そう読めるじゃん!! 初見でマイレッツとかトリコって絶対行き着かないよ!!

まぁ、全ては機会はあったであろうにちゃんと確認しなかった筆者が悪いのです。

  

 個人的にはMyletsを(知らないながらも勝手なイメージとしては)「イアンウィリアムズのひたすら重ねまくる手法を拡大させて、バンド全体の役割をギター、エフェクター、ドラムマシン、ルーパーだけで全てをやってしまおう」という感じの音楽性(・・・と言っていいのかな?)だと個人的には解釈しています。

(こういうのほんと凄いですよね・・・。ワンマンだとある意味自由だけど、全部やるとなるとドラムマシンではそこまで複雑にすることはできないとか、ルーパーの性質に合わせた曲作りに必然的になっていくわけで、そういう点では完全に自由とはいえない、むしろそこが不自由になってしまっているのでは?と思ったり・・・・)

 

 Myletsは普段は立って演奏しているのですが今回は座っての演奏でした。彼の発言をうろ覚え+無意識の捏造でまとめると、「いつも使ってるドラムマシンが戻ってくるまで、ヘンリーに機材を借りてるんだ」のような事を言ってました。そのせいか、ヘンリーがステージ端のところでしゃがんでスタンバってました。使い慣れてないところがあるのか、一回ループさせてたのを全部間違えて消しちゃってやり直したり、変な音があったりとちょっとしたミスがありました。気になるほどではなかったですが。

 

 Myletsのやってた曲ですが、正直に言います。

 

1曲も名前わかりませんでした。

 ・・・まぁちゃんと聞いてないので当たり前と言えばそこまでですが。

 

でも、筆者としては良いことが1つありました。

 

正直に言って、Myletsやばかったです、ハマりました。

 

全部曲よかったですが、特によかったのは2曲目と4曲目のやつです(こういうときに名前が大事になってくるんですよね・・・)。あとギターで短く伸ばした音にアーミングしたのをループさせていったところが凄くよかったです。なんかRadiohead のKing of the limbsのような森林みたいな感じがして凄くよかったです。

(あと、これはルーパーを使うスタイルならではですが、ループさせといた音を一旦ミュートして、あとでまた出してくる方法にはやられました。やってること自体はシンプルですが、ミュート→ミュート解除のときの差がものすごくツボでした。もちろんMyletsの音楽は充分マスロックと言えるものですが個人的にはルーパーでフレーズを繰り返す+フレーズを重ねるところが、ちょっとダンスミュージックに近いかな、と感じました。最近John Hopkinsの「Light Through the vein」と言う曲を聴いたのですが、あれに近い、流れているフレーズは同じだけど展開が変わっていく、という構成に共通点を感じました。)

 

最高でした。個人的にはこの日のダークホースでした・・・。でも本当にMylets聞けてよかったです。本当に。最高でした。

 

そして、ラスト、今日のお目当て。TTNG。

 筆者は中列辺りにいて、筆者の位置からはTimが余り見えませんでした。個人的にはどのようにあの狂った音数のフレーズを弾いているのか気になっていたのですが・・・残念です。

 そしてもうひとつ残念なことに詳細なセトリを覚えていません。曲は勿論全て知っているのですが。

 

1曲目は「Baboon」でした。出だしでミスって仕切りなおしてました。新アルバムの曲を出してくると思ったので結構驚きました。筆者はサビ(といって良いのかな?)というか最後のところのギターのフレーズが好きです。

 

2曲目「Adventure,Stamina and anger」こっちも出だしでミス→やり直し。まぁ1曲目もそうですが、4カウントせずにいきなり始めるのでタイミング間違えるのは仕方ないかなぁとは思いますが、この時はどうしたものかとヒヤヒヤしてました。

 それはともかく、ほんとサビんとこの鬼タッピングすごいです。しかもその上に歌が乗っかるってものすごいです。

この曲はまだ4人体制でStuartが歌ってたころはサビ後の「Sweat drips~」のところに「I will not forget this moment」とコーラスがつくのですが、この日のライブではヘンリーはコーラスのほうを歌ってました。ライブ映像とか見た限りだとあまりそういうことは無いんで結構珍しいなと思いました。なんとなーく意味深ですね。

 こっからは曲順覚えてないんでやった曲を挙げていきます。

・「Gibbon」「Chinchila」・・・・「Animals」から。たまにライブ動画でGibbonのイントロの「ジャーーン、ジャン」をやってからChinchilaをやるっていう演出をやっててやるかな・・・?と内心期待してましたが、やりませんでした。この曲を聴くたびに思うんですが本当にアニマルズの曲のギターはいい意味でおかしいです。目の前で生でTimが弾いてましたが、未だにあんなフレーズを弾いているのが信じられないです。

・「Pig」・・・・これもアニマルズから。この曲の「I'll wait」というところがほんとうに最高です。正直エモというジャンルはそれほど詳しくないので知ったかぶりみたいになりますが、なんとなくここのメロディーはエモを感じます。というか「Animals」の曲は歌メロが本当にずば抜けてます。いかれた拍子の上にメロディーを載せるのもすごいですが、本当に一つ一つのメロディーが力を持っていて完璧なバランスで完成されている。そんなことを感じました。Pigは三人で演奏してたんですがアウトロでMyletが入ってきて、音源でオーバーダブされてるギターのフレーズを弾いてました。

・「Empty Palms」・・・・・中盤辺りでやってました。4人でやってました。曲をやる前にこの日(4/28)がシネマスタッフ辻さんの誕生日だったらしく、袖から誕生日ケーキが。メンバー辻さんを呼ぶと後ろから客の波を掻き分けて辻さんがステージに。客として普通に見てました。本当にTTNGが好きなのが伝わってきました。そして個人的にはこの曲が新譜で一番好きなので聞けてよかったです。

 Arctangentのライブ映像で「Snoopy」と題されてるときからもう、「これは名曲だ!!」と思っていたので、音源化されて、生で聞けて嬉しかったです。Arctangentの時と歌詞変わったりメロディーも多少変わったりしていますが、やはり名曲です。この曲も結構地味にえげつない拍子をしてるのに、歌がいい具合にそう感じさせずそういう意味では初期っぽさもあったり。

そして、後半のギターアルペジオ→「It's best we part~」、こっからのアウトロは国宝級です(我ながらひどい語彙力。しかし本当に素晴らしいのです)。・・・この日のライブにいけて本当によかったです。

・「Coconut Crab」「A chase of Sorts」・・・・新譜から。テクニカルかつダンサブルという相反する要素をバランスよく合わせてしまう芸当は相変わらずで、新譜の中ではマス要素多めのTTNGらしい2曲と言った感じです。そしてどちらもTimのギターが荒ぶってました。

・「+3 Awesomeness Repels Water」・・・「13.0.0.0.0.」からはこの曲のみ。

・「Destroy the Tabernacle!」・・・この曲をやる前にヘンリーが「この曲は難しいから緊張するんだ」と言ってて、まさかこれのことだとは思ってなかったんで驚きました。失礼ですけど(他の曲に比べると)そんなに難しいフレーズとか弾いてないと感じていたので。「Dissapointment Island」のCDで聞いたときも思ったんですがTTNGはスタイルを守りつつどんどん新しいことをやっていくなぁ、と感じる曲でした。

 

・「And I'll tell you why」・・・このチョイスには驚きました。まさかやるとは・・・と。曲のイントロでヘンリーが手拍子してて、なんとなく筆者も含め客が一緒になって手を叩くんですが、最後のところがトリッキーでみんなずれてました。まぁただの練習不足ですね、はい。やっぱり昔の曲だからということもあるのか、今の曲とは結構違った雰囲気で、普段はギターはほぼクリーンで弾いてるんですが曲の後半で歪ませたりだとかがあって、初期には初期のいいとこがあるなぁと思いました。

・「In Praise of idleness

ラストは「Whatever,Whenever」と「26 is dancier than 4」でした。厳密に言うと「26 is~」はアンコールですが、ヘンリーが「Whatever~」をやる前に「(この曲のあとに)もう1曲やるかもね」と言っていたので予め予定されていたのかもしれません「Whatever~」はなんというか、いいとこどりのような曲で、マス要素もありつつ、歌も聴かせつつ、そして最後の2本のギターの絡みのリフレインがポストロックっぽく展開していくアウトロ、と色んな要素が詰め込まれている曲で、特にリフレインのところが最高でした。そしてラストが「26 is~」。最後に初期の名曲で終わるのもベタっちゃベタですが、やはり良いものは良い訳で最高でした。

このあともアンコールはありましたが、この時点でもう既にだいぶ遅くなっていたので、終電だかなんだか考慮したのか、そのままライブは終了。

 

TTNGの来日ライブ、凄く楽しかったです。ずっとライブで見たいと思っていたバンドが見られて、出演者全員が仲良くやっていて、Myletsにハマって。

 

 この来日ライブを実現してくれた人に感謝しています。ありがとうございました。

ですが正直、もっと曲を聴きたかったです。ワンマンじゃないんで時間も無いんで仕方ないですが、まだやってない曲が沢山あるわけで、何が良いたいかと言うと、

またTTNGのライブを見たい、ということです。

またそう遠くない未来、TTNGが来日するのを待ってます(できれば新譜を添えて)。

 

 

 

 

あと、今なんかTTNGとMyletsが台湾のツアーをしてるみたいですが、色々あったみたいで、心配です。無事にツアーを終えてほしいです。応援しています。